『期待値』というテーマでお話ししたいと思います
職業柄、この言葉がわりと身近に存在している。
自分が行動したら、理論的にはこれくらいの結果が
伴うよ。といったその名の通り
【期待できる値】という意味となる。
実はこの【期待値】みんな知らず知らずの内に
設計しているんです。
そうですね…
怒りは期待値が分かりやすい感情のひとつ。
怒りの感情は、自分の期待値を遥かに下回ると
湧き出てくる感情。
飲食店に行き、1時間も待たされ
食事もあまり美味しくなく、値段も割と高めで
接客サービも良くない。
「これなら怒って当然だ!」と
ユーザーの方は思うかもしれませんが・・・。
そもそも勝手に期待したのは自分自身。
(この飲食店は、1時間は待たされないだろう…。)
(この飲食店は、これだけの値段するのだから
きっと美味しいだろう…。)
(この飲食店は、評判がいいので
そそうは絶対にないだろう…)
(この飲食店は、これだけの値段を
要求するのだから、きっとサービスも良いだろう…)
この飲食店に勝手な期待値を算出し
怒りの感情を引き起こしたのはあなた自身となる。
すなわち、行きたい場所を設計し期待値を高く
見積る事より、行きたくない場所にあえて行く方が
期待値が低いだろうから
案外おもしろい人生になったりする。
かもねっていうお話でした。